ハウスメーカーにも決算期がもちろんあります。
なので契約の際になんとか年度内に引き渡しが出来るようにする事があります。
また、2月前半は引っ越し業者も繁忙日に入る前なのでお安くできますが、後半は一気に値上がります。
ですので双方とも2月前半までに引き渡して欲しいのです。
ですが全体的にその動きをするので工事が遅延しやすい時期でもあります。
また、急いで工事をするので施工ミスも起こりやすいかもしれません。
うちは遅延した上に施工ミスもあり入居してから何回も業者が住んでる家に来ました。
家はとっても高い買い物です。
出来れば業者さんにとってゆとりのある工期が一番良いと思います。
施工ミスってかなり精神的にこたえますから。
ちなみに
うちが遅延した理由はインフルエンザに業者さんがかかったから。
らしいです。
そんな事で厳しめスケジュールは百害あって一利なしな感じですが、唯一良いことがあります。
それは
遅延損害金。
大手のハウスメーカーには契約の際に契約書に記載がされていると思います。
ハウスメーカーの都合により納期を延長する場合お支払いします。と
ヘーベルハウスの場合は契約金額の1/2000をお支払いします。って内容でした。契約金にもよるとは思いますが、一日あたり1〜3万円ぐらいではないでしょうか。
相手の申し出に笑顔で良いよ!って言うだけでもらえます。
あ、うちの営業さんは納期を伸ばして欲しいと言った際に遅延損害金の話は一切してきませんでした。
こちらからください!と言いました。
あと、うちの場合引っ越しの日が決まっていて、アパートの退去日も決まっていたので当初向こうの申し出は2週間の延長でしたが、最終的には2日の延長になりました。
話の展開と言いっぷりから、タダで延長出来るならしたいってスタンスのようです。
なので遅延損害金も払わなければいけないなら納期をずらさない!オーナーさんのご好意により延長してもらった!って形に持っていきたかったようです。
うちは旦那さんが引き渡して数日経ったあとに遅延損害金の話を営業さんにしています。
引き渡しも終わったんだけど、遅延した違約金の話がないんだけど、契約の時にもらえるって話でしたよね?って感じで言ってました。
営業さんは請求されるとは思ってなかった!ってリアクションをしてましたね。
今思えば最初の2週間の申し出をすんなり引き受けて損害金やら家賃、引っ越し費用を請求すれば良かったと思ってます。
だって施工ミス多いんだもん。
仮に一日1万5千円だとしても2週間で21万円。
良い家具が買える金額です。
もしも今後家を建てられる方でハウスメーカーからの納期延期の申し出があった場合は、いったん保留にして契約書の違約金の記載の確認をしてみてください。
そして申し出を受け入れる場合にはハウスメーカーの都合で延長になる旨の確認を行ってください。
電話なら録音アプリを使うと良いですよ。
うちの場合はこんな風に電話でお話ししました。
私→再度確認なんですが、大工さんがインフルエンザになってしまって納期に間に合わないって話ですよね?それで○月○日の納期を○月△日に変更して欲しいって内容で良かったですか?
工事監督→そうです。
私→大工さんのお体はもう大丈夫ですか?
工事監督→はい。治って復帰しましたが、2週間ほど休んでいたのでその分遅延しております。
私→なるぼど。分かりました。主人と相談してみます。
と、こんな感じで会話をしました。
この電話も録音アプリを入れていたので、保存しました。
ハウスメーカーとのやりとりの際にはノートと録音はかなり重要です。
うちのケースではかなり登場して役にたってます。
これらがなかったら50万以上は損してた可能性があります。
その話はおいおいしますが、走り書きでも絵でも良い。とにかく取ることをオススメします。
話は少し脱線しましたが、うちはその後遅延損害金に関する書類にサインし入金を受けました。
入金までに5ヶ月ほどかかりましたので、ちょっとしたヘソクリのような存在になってました。
ヘソクリではありますが、泣き寝入りしなくて良かったと思います。